乳ガンの症状/乳腺科
(三重県津市久居)

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乳ガンの症状について

しこりは手で触ってみつけることができるため、比較的早期に発見しやすいものです。自分で触ってみるという自己検診がとても大切。だれでも触ってみればわかりますが、乳腺症のしこり、線維腺腫のしこり、乳がんのしこりなどいろいろな種類があります。いちばん重大なしこりは、もちろん乳がんのしこりで、とにかくかたいのが特徴です。生理の前後で乳房がかたく張ったりするのとは違う硬さで、どなたでもおかしいと感じることができます。

乳腺のなかにある小さい乳がんは症状がまったくありません。痛みもないのが普通です。乳がんで痛みがでてくるとかなり進行していると考えられますが、痛みがあるということは、炎症の症状で、悪性腫瘍(ガン)の症状ではない場合もあります。
しかし、生理前後に関係なくずっと続く痛みがあれば、一度乳腺専門の医師にみてもらうほうがいいでしょう。

ときどき、乳腺がすこしはれて赤くなっている患者さんがみえます。ふつうはこの乳腺の発赤は炎症所見で、痛いのが特徴ですが、乳がんではない場合が多いです。しかし、このような赤く痛みのある乳腺症状のなかに、炎症性乳がんという悪性疾患もありますので、注意が必要です。この炎症性乳がんは一見して赤くはれており、皮膚が夏みかんのようにぶつぶつになっています。ふつうの乳腺炎のように一部だけではなく、乳腺全体が夏みかんのようになっていますので、どなたにも「なんか変だな」とわかるかと思います。

乳頭から白い液や透明な液がでることは、よくあることです。これらは、ふつうの生理現象であることが多いので心配はいらないのですが、でてくる液が赤く血液のようですと問題です。下着が乳腺からの分泌液でよごれるというときは要注意です。乳腺腺腫や乳がんの可能性がありますので、至急乳腺専門医にみてもらう必要があります。もし乳がんであっても、早期の乳がんのことが多いので、命にはあまり関わりがないことが多いです。なによりも、早期の発見が大事ですので、診察されることをおすすめします。

乳がんができて進行してくると、脇の下のリンパ節に転移してひろがることがあります。しかし脇の下にしこりがあるからといって、乳がんの転移とは限りません。むしろ乳がん転移は少なく、手先や腕のけがなどで、ばい菌が手に入って脇の下のリンパ節がはれてしこりになるほうが多いと思います。乳がんの転移で脇の下にしこりができたのならば、もうすでに大きい乳がんが乳房にあり、触ればわかるはずです。ですから脇の下のしこりを触れても、あまり心配はないかもしれません。定期的な診察をおすすめします。